五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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内部被曝問題研究会には限界がある。

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(上記は内部内部被曝研の記者会見の模様)

◆ 先日、『市民と科学者の内部被曝問題研究会』主催による始めてのシンポジウムが都内の江東区で開催された。上記の書籍は、その研究会の主旨について書かれているものですが、現在の日本の放射線被曝に対する認識は、すぐには影響のないものとして、多くの日本人は内部被曝問題について危機感を持っていないのが現状です。

◆ そのような中で、一般市民から専門の研究者を含めて、内部被曝に対して危機感を持つ人々が集まって上記のような研究会が日本の中で作られたわけです。私が参加しょうと思った理由は、実はこのシンポジウムには、医師や看護師などの医療関係者が参加するだろうと思ったからです。

◆ 内部被曝問題とは、その領域は医学・医療の問題であり、最終的には、様々な内部被曝疾患に対してどのように治療を行い、その治療をどのような社会制度がサポートをしてゆくのかと言った問題になってゆきますが、それはこれまでの広島の原爆被害者に対する日本政府の対応の歴史から見ても、この日本の社会では、政府そのものがアメリカの意向にそって行動判断してゆくと言ったアメリカの植民地としての日本政府の判断であり、その意味で世界で唯一の被曝国と言いながら、その被曝国の被曝者に対する歴史はまったく正反対の方向に流れてきたわけです。

◆ そのような中で、最悪の日本の社会の中で、欧州放射線リスク委員会のような緑の党の思想が基本となって生まれた民間の研究組織を作ってゆこうとしているわけです。私は今回このシンポジウムに参加して、内部被曝問題を日本の医療関係者がどのように捉えているのかが知りたかったのです。

◆ また現実の福島の医療機関の中で何が起きているのか、具体的な情報も知りたかったのです。病院の世界は、個人情報保護法によって、一切外部には情報の流出はできなくなっており、病院の医師も厚生労働省から圧力がかかっているのでオープンにはできない問題にしても、どんなに情報統制があるにしても、インフォーマルな情報は、医師間や医療関係者間の中では行われているものなので、そのアングラ情報を得るためということもあったのです。

◆ しかし、そのことはここでは省きますが、一つ気付いたことは、その主催者側の医師の人々の中には、東洋医学関係者・東洋医学の先生が含まれていないということでした。すべてが西洋医学の普通の病院の先生でした。中には、癌センターの放射線治療の専門の先生がおられましたが、東洋医学の先生は一人もいなかったのです。また西洋医学と東洋医学の両面から治療をしていゆこうとする統合医学の先生もおられなかったような気がします。

◆ 私は以前、総合病院の中でホスピス・緩和ケアの相談業務をしていた時期があって、その時に多くの癌難民の患者の相談を受けてきました。そのような中で感じたことは、これまでの西洋医学のあり方では治療に限界があり、そのつけを最後は患者さん自身が負うことになってゆくということでした。それは一部分の人々が気付いているように、抗ガン剤の副作用で死亡してしまうのです。

◆ そのように考えると、早期に癌などの症状はでないにしても、内部被曝疾患を扱う医師の人々の中に東洋医学の医師の人々が不在であるということは、おおむね結論が見えているような気がしたのです。つまり研究調査統計なとはよいにしても、内部被曝疾患の治療方法については、いずれ行き詰まることになると思えてくるのです。何故なら現在でも癌難民の問題は継続して起きているからです。少なくとも内部被曝疾患に対処してゆくためには、東洋医学と西洋医学の両面からのアプローチが絶対必要なはずです。

◆ そのようなことが、始めにこのシンポジウムに参加して感じたことでした。詳しいことは書きませんが、個人的な感想として、限界があると思いました。第一被曝治療の第一人者の肥田先生が、はっきりと内部被曝疾患の治療方法はなく、個人の免疫能力を向上させてゆくような生き方を個人個人がしてゆくしかないと述べているのです。

◆ これを一般の医師や国民が理解することができるでしょうか。しかし、これが本当の現実であると私は思います。そしてこの現実を受け入れてゆくまでには、相当の時間と試行錯誤が全ての国民には必要であるということです。そうでない場合には、原子力村が作成した化学物質投与の治療方法を行い、実験台となることであると思います。

◆ ですから、第4原子炉が倒壊したときには、大変な状態に入ると思います。現在も大変な状態ですが、医療機関は、もうその時は対処できないことになるでしょう。日本人、ほとんどの日本人は、病院に行けばなんとかなると、いつもおんぶにだっこでいます。全て医師に丸投げの状態で、何も考えないのが私たち日本人、大多数の日本人の姿です。

◆  そして本当に大切で重要なことは、日本人が私たち一般国民から治療を行う医師などの専門職の人々が、その限界に気付くことができなければ、その先には進めないということなのです。ですから、内部被曝疾患によって、気付いて、限界であることに気付くこと。そして正しい道はどの方向に示されているのか、その限界の経験を通して気付くことです。その過程がないならば、日本人は内部被曝問題で本当に滅んでしまうかもしれません。

◆ 海外の科学者たち病理データは、そのことを裏付けをしているのであり、日本の少子高齢化社会問題のこの『少子』の部分が、これから何世代にも渡って時間をかけて壊滅的打撃を受けてゆくのです。その意味を超高齢化社会の日本人は、ほとんどだれも気付いていないのではないでしょうか。

◆ ほとんどの日本人は内部被曝問題を軽く見ていますから、国の指導者ほどそうなのですから、日本の社会は、新たに生まれてくる健康の子供が激減して年寄りばかりの国となり、日本人としての再生の流れが終わりに近づくのです。ベラルーシで起きている社会の構成人口の変化のデータが、日本のこれからの少子高齢化社会にどのような影響を与えてくるのか、普通の人々がこの問題を切実に考える時が来ると思います。

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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
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