五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』                              木曾海道六十九次之内 奈良井・お六櫛

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(一勇齋・歌川国芳画 1852年 嘉永5年 お六くし )

◆ 上段の浮世絵である奈良井・お六櫛とは、元禄年間(1688年 - 1704年)、持病の頭痛に悩んでいた村娘お六が、治癒を祈って御嶽山に願いをかけたところ、ミネバリで櫛を作り、髪をとかしなさいというお告げを受けた。お告げのとおりに櫛を作り髪を梳いたところ、これが治った。ミネバリの櫛の名は広まり、作り続けられることになった。(ウィキペディアより)そのようなことで、この浮世絵の女性は、お六でしょうか・・・

◆ 今月の9月7、8日と東藝術倶楽部の野外セミナーで木曽街道六十九次の三十四番目の宿場にあたる奈良井宿に行って来ました。当日は、雨となってしまいましたが、実は奈良井宿の浮世絵があったので、一度どうしても行ってみたくなり、バスツァーということでしたが、無理して行くことにしました。と言うのも、このような機会がなければ、なかなか関東から奈良井に行く機会がないと思ったからです。

◆ 奈良井宿は、江戸時代の旅籠の町並みが残って保存されている処ということで、江戸時代にタイムスプリップした感覚で散策しましょうということになったのですが、写真を見てもわかるように 長屋のような旅籠のある宿駅の中央道には、自動車が走っているのであります。案外、車の通る台数はあるのです。しかし、一度は、資料館となっている旅籠の中に入ると、やはり江戸時代的な感覚に入ります。また町並みのお店には、上段の浮世絵を見てもわかるようにお六櫛のお店が何件かありました。

◆ 木祖村郷土館の学芸員の方の話ですとお六櫛は、ミネバリの木によって作られた櫛ですが、その櫛の一本一本はかなり細かく繊細な作りとなっており、ミネバリの木そのものにも薬効があり、その繊細で丈夫な櫛を作る土台となる工具もまた江戸時代の職人のオリジナルの道具であり、一つの櫛を作り上げるための土台には、数多くの独特の工具をあることがわかりました。

お六櫛(信州木祖村より)
http://www.vill.kiso.nagano.jp/lifestage/category/industry/seeing/orokugushi/orokugushi.html


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◆ 上記は、資料館となっている旅籠の二階です。この二階から外の通りを座って眺めてみて、始めてなるほど江戸時代に戻ったという感覚になりました。とても質素な空間ですが、情緒があります。本当は、車が行く眺めではなく、馬道通りであれば風情があるのでしょうが、この現代の宿駅には、馬がいないということが残念です。

◆ 下段の写真は、旅籠の一階奥の部屋ですが、道路に面して奥行きがある作りとなっているのです。そして中央には小さな中庭があります。中庭には池がなかったのですが、とてもシンプルで風情のある空間の作りとなっいました。一番奥には、枯山水のような小さな庭がありました。

奈良井観光協会(元櫛問屋・中村邸と上間屋史料館)
http://www.naraijuku.com/view/index.html
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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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