五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』               草履打 瀬川路考 お初


( 初代歌川豊国画 1811年 文化8年 )

◆ この浮世絵は、歌舞伎絵のはぐれの浮世絵です。通常であれば、二枚とか三枚つづりの浮世絵で、全部そろっていて、全体の歌舞伎の場面がわかるものですが、このようにバラパラの浮世絵の場合、その一枚の断片というとなかなか全体像がつかめず、そこに描かれている人物がいったい何者であるのか、またどんな歌舞伎の題名であるのか、わからないことが多いと思われます。

◆ しかし、現在では、早稲田大学の演劇博物館の浮世絵検索やや立命館大学での浮世絵検索を使用すると、断片的なはぐれの歌舞伎の役者の浮世絵でも、上記の浮世絵を検索で調べてみると反対にこの検索では、おもしろいことにはぐれの浮世絵もきちんと登録されているので、上記の浮世絵のように、役者名や登場人物の名前だけでもわかれば同じ浮世絵が登録されていることが確認できるので、そこから、このはぐれの歌舞伎の浮世絵がどんな歌舞伎の場面であるのかわかってきます。

◆ そのようなことで、上記の浮世絵は、歌舞伎の【加賀見山旧錦絵】の第六段の草履打の場面で、主君に対する仇討の物語を意味しているようです。上記の女剣士は、【お初】です。お初は、中老の尾上に仕える女性なのですが、実はその尾上と言う女性は、局の岩藤と言う女性に怨まれて疎まれているのです。

◆ 何故、怨まれているのかと言いますと、歌舞伎の物語ですから、詳しい大名の世界のお家騒動があるのですが下記のサイトには、その処の事情と背景やこの浮世絵の演題でもある草履打の女剣士による忠臣蔵のような仇討の物語が簡単に書かれていますので、この浮世絵に描かれている【お初】と言う女性がどのような人物であるのかよくわかると思われます。

加賀見山旧錦絵
http://www.eonet.ne.jp/~jawa/kabuki/enmoku/kagamiyama.html
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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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