五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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白樺派は、白樺の木霊の世界から生まれてきたかも!?                  【イラストの絵の世界を見つめてみる】

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◆ 『白樺派は、白樺の木霊の世界から生まれてきたかも?!』このように述べるとおかしく受け止められてしまいますが、実は白樺派の初期の頃は、若い青年達であった白樺派のメンバーは、全てドイツの影響を受けていました。それも、ドイツの忘れられた芸術家であるハインリヒ・フォーゲラーの影響を受けていました。

◆ もちろん、白樺派は、日本にヴィセント・ファン・ゴッホを始めに紹介した美術雑誌であり、多くの若者や青年の世代が大きな影響をこの雑誌によって受けましたが、それはやはり、絵画やイラストと文章と言うスタイルがこの雑誌の中にはあり、特に上記のようなイラストから来る印象は、若々しいイメージを読む人々に与えるものと思われます。

(ドイツの汎神論やエコロジー運動には、とても奥深い自然に対する信仰心があるような気がしてなりません。何故なら、欧州放射線リスク委員会・ECRRは、欧州緑の党から生まれてきた団体ですが、もともとの緑の党の発祥地は、ドイツであり、ドイツの森が酸性雨でだめになってしまうことにドイツの多くの社会階層の人々が共通して抗議したことがきっかけで生まれてきた組織であるからです。そしてドイツにもロシアにも、このような汎神論の流れがあり、昔の江戸時代の日本にも、江戸は庭園都市として山水の汎神論の流れがありましたが、現在は失われてしまいました。)

◆ そしてこのフォーゲラーは、ドイツのジャポニスムとも言えるユーゲントシュティールを代表する芸術家であり、実は彼の作り上げた芸術家の村の家が、白樺の館と言われており、彼は白樺の木を多く描いています。そして日本の白樺派の故事来歴は、その感性の流れを受けた若い世代の人々の中から生まれたきたものであり、その感性が、ユーゲントシュティール様式で描かれている白樺の創刊号の表紙のイラストの世界に顕されているように思えてきます。

◆ このイラストの世界の中には、白樺の樹木を中心に、その背景には、山々と湖水の風景が描かれています。そしてその湖水には、樹木の影が描き込まれています。しかし、このイラストの世界の中には、山荘やロッジ或いは庵が書き込まれていないのが残念ですが・・・本当は、山荘やロッジなどをこの絵の世界に描き込むことによってこのイラストの世界が意味を持ってくるものと思われるのですが・・・・

◆ しかし、このイラストを見た人々は、そこに初期の白樺派の人々の中に共通して流れてたユーゲントシュティール様式のドイツにおけるジャポニスムの感性を通して、その世界に表現されている『汎神論』の世界を感じたのだと思われてなりません。そしてこの白樺の樹木は、同時のロシアのイメージを顕しています。日本では多くの人々が感じるように、白樺のイメージは長野県なのかもしれません。あくまでも個人的感想にすぎませんが・・・
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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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