五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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印象派は、東南アジア的世界に回帰する。                    ゴーギャンのタヒチ世界

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(上段の絵は、ゴーギャンの『イア・オラナ・マリア』で左側には、キリスト教の天使が描かれている。中断はモネの水連、その下の絵は、ゴーギャンの『マンゴーの花を持つタヒチの女』です。そして一番下の下段が、『黄色いキリスト』がある自画像画です。)

◆ 上段の絵は、印象派の画家の一人ゴーギャンの『タヒチでのマリア』を描いたものですが、以前から私は、なかなかゴーギャンのタヒチでの絵画がなかなか感覚的に理解できないものでした。それは私自身が芸術的な絵画のテーマというとそれはヨーロッパの世界であるという偏見を深く持っていたからかもしれません。

◆ しかし、このゴーギャンが描いた『タヒチのマリア』にしても、もともとナザレのイエスは、黒い髪を持つ古代ユダヤ人・東洋人であり、マリアも同じような古代ユダヤ人で東洋人であるのなら、ゴーギャンが描いたタヒチのマリアは、どんな西欧のキリスト教会が描くマリアの姿より、史実と真実に近い姿を描いていると思われないでしょうかと・・・と思うのです。それにゴーギャンは、『黄色いキリスト』を描いているのですから、これは偶然でしょうか。

◆ もともとこの『黄色いキリスト像』は、そのキリスト像が安置されている土地の農婦が幻視したものであるとか、ゴーギャンがそれとは別に幻視したものとか、言われているようですが、そのような霊的な眼で十字架にかけられている当時のナザレのイエスの姿を視てみたら、ナザレのイエスは、白人ではなく黄色い肌で黒髪だったので、農婦が視たナザレのイエスの姿をありのまま描いて残したのでしょうか。

◆ しかし、やっとこの頃になって、浮世絵を通してインダス文明との繋がりを、五井野正博士の著作を読んで、その故事来歴を知ってゆくうちに、ゴーギャンのタヒチでの絵画の持つ意味がなんとなく感覚的に受け入れられるようになってきました。このようなことは、ゴーキャンのタヒチでの絵画を始めから受けている人々にとっては大変申し訳ないことですが、自分の感覚として大変に理解が遅かったのです。

◆ その上で他の印象派の画家達が描いているシンボル的要素を組み合わせてゆくと、自ずから印象派の画家達が何を日本の浮世絵を通して志向しょうとしていたのか、漠然とになりますが理解してゆくことができるのではないかと思うのです。そのようなことで、ゴーギャンのタヒチでの絵画とモネの睡蓮の絵画をうまく組み合わせてゆくと、その組み合わせの印象の中に見えてくるものがあると思われてなりません。

◆ このような組み合わせは、ネットの世界であるが故にできることであると思われますが、もしかしたら、印象派の画家達の絵画のテーマの要素を組み合わせるとそこに帰納法的に浮かび上がってくるものがあるのではないでしょうか。

◆ ゴーギャンの描いたタヒチ島は、フランスの植民地となり、キリスト教が広められてしまい、本来のタヒチ島にあった自然と文化がゴーギャンがタヒチ島に来たときには、西洋文明によって破壊されてしまい、ゴーギャンはそのことに失望していたような記述があります。恐らく、フランスのカトリック教会は、タヒチ島の民俗宗教を破壊して、人々をカトリック教会に改宗させたのです。

◆ しかし、ウィキペディアの記述によると、そのタヒチ島は、もともとは、ポリネシア系の人々で、その民族の流れは東南アジアより流れてきた人々であると現在では指摘されていますので、浮世絵はゴーギャンをその来歴の方向に自然に導いていたことになると思われてなりません。


◆ そのようなことで、ゴッホは浮世絵によって日本に導かれ、ゴーギャンは浮世絵によって東南アジアの世界或いはインダス文明の末梢の流れに導かれて行ったと思えてなりません。もちろんこれはあくまでも個人的意見にすぎませんが・・・でも浮世絵は人々を自然に不思議とそのような時間の方向性に人々の意識を向けさせる力を秘めているのでしょう。いったい、浮世絵は、人間をどのような世界に導くのでしょうか。


タヒチ(ウィキペディアより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%92%E3%83%81%E5%B3%B6
ポリネシア人(ウィキペディアより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%82%A2%E4%BA%BA
東南アジア(ウィキペディアより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%8D%97%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2
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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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