五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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資本主義とナザレのイエスの教え③                            新約聖書『天に宝を積むこと』の本当の意味について



◆ しかし、現在の日本の社会には、なかなかそのような布施行を実践する人間はいないということなのです。たとえば、あの『ホリエモン』が自らの得た富を慈善事業に寄付をしていたとしたら、その行為は、日本の多くの金持ちの高齢者達に大きな衝撃を与えたことでしょう。何故なら、日本の金持ちの老人達ができないことを社会的に実践したことになるからです。

◆ そしてその『行』は、多くの若い世代に影響を与え、この日本という国の戦後の高齢者達が、実は日本の昔からある精神文化を反対に何も学んでいない世代であるということが、実感を持って多くの若い世代が気付くことになったからです。

◆ もし『ホリエモン』がそのような布施行を実践していたのなら、戦後の多くの金持ちの高齢者とは、実は仏教などの日本の精神文化を何も学んでいない土地神話を信仰する地獄の亡者の姿であるということを社会的に実証してしまう結果を生み、そのことによって本当の意味での英雄になれたのです。

◆ しかし、現実には『ホリエモン』は、ナザレのイエスの教えを知らず、慈善事業に富の寄付を行わず、それとはまったく反対の方向に進むことになってしまった。多くの若い世代が資本主義のみに向かうのであれば、多かれ少なかれ『ホリエモン』のようになってしまうかもしれません。

◆ ナザレのイエスの教えとは、富を得た人々が、その富の世界から離脱して、マネーの業の世界から離脱して天界へ行くための教えの道であり、それ故に、その天界への道は、戦後の土地神話に執着している金の亡者である一部の日本の高齢者達にとっては、新約聖書の中でナザレのイエスが述べているように、そのような人々が天界に行くのは、ラクダが針の穴を通ることよりも難しいということなのかもしれません。しかし、イエスは、その『狭き門』より入れと述べているわけです。

◆ そしてその道は、現在の社会でも生きている道であり、博士のご講演では、そのようなことを通して、その人は始めて、この金の持つ業の世界から離脱できるのであって、マネーを得ただけでは、マネーの業の世界より離脱できないという真理が、この社会には存在しているということなのです。

◆ そしてその真理をナザレのイエスが示したということであり、それは今の社会の中でも生きている真理であるということなのです。富を得た人々は、富を捨てることによって、富の上に存在する地位と名誉を得ることによって、このマネーの世界より離脱してゆくのであり、欧州ではその世界が貴族階級の世界を顕していて、そしてこの貴族階級とは、もともとはキリスト教に起因して起きている世界であるということです。


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追記 ユダの福音書とダビンチ・コード

◆ また、以前の博士の講演の中で『ユダの福音書』についてのお話がございましたが、この『ユダの福音書』は偽物であるということです。何故なら、ナザレのイエスが十字架に架けられることを苦しみの杯として除いてほしいと祈りをしているイエスの心理状態が新約聖書の中に記述されているのに、そのような祈りをしておいて、自分からローマの官憲に自分を売るようにユダに命じたと言うことは、イエスの心理状態から考えるとあり得ない話であり、そのような意味からも、このユダの福音書は偽物であるというお話でした。

◆ 博士によるとユダヤ人の考え方として、歴史に文字として残されてきたものには、真実を内包するという考え方があるそうです。たとえば、タビンチコードの中に示されているナザレのイエスがマクダラのマリアと結婚していて、その子孫が存在するという『イエスの子孫』と言う考え方は、すでにダビンチコードが出版される以前より存在していたのであり、ただ作家のタン・ブラウンが、おもしろおかしく小説という形で表現したということなのです。

◆ そしてシオン修道会は、現実に存在して、本当のナザレのイエスの姿とは、カトリック教会が示した姿ではなく、ナザレのイエスは、白人ではなくセム語族の人間であり、白人ではなく黄色人種であるということです。そして本当のキリスト教の流れとは、ローマ・カトリック教会やプロテスタント教会と言う西方キリスト教会の流れではなく、東方のキリスト教会の流れの中に真実の姿が流れているということです。

◆ ナザレのイエスは、当時のユダヤ教律法社会の中で、パリサイ派や律法学者達が接触を嫌っていた人々、それは病人であり娼婦であり貧しい人々が、イエスの教えの対象者であり、それらの人々とは、ユダヤ教律法社会の中では、社会の底辺にいた人々であり、そのような人々に対して教えを説いたナザレのイエスの姿は、パリサイ派や律法学者達からすれば、異端であり革新的であり、到底容認することができない出来事であったのです。

( 個人的意見ですが、ナザレのイエスは、道を求めてインドに滞在した時も、当時のインドのカースト制度の中で、人権侵害を受けていたシュードラ階級の人々に対して説法を行っており、バラモン階級の白人の僧侶達より、暗殺されそうになったと古文書には記述されているので、ナザレのイエスは、インドのバラモンのカースト制度の社会でも、自分の国であるユダヤ教律法社会の中でも、同じような社会活動をしてきたことがよくわかるのです。) 
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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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