五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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源義経伝説とアイヌの神『オキクルミ』

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(上下段の源義経の浮世絵は、H氏所蔵のもの 中段のアイヌの龍衣は、東洋文庫ミュージアムMAブログよりの転写)

◆ 現在、私の知人のH氏がとても、源義経に凝っていて、以前『ザ・フナイ』に博士がコメントされた浮世絵を見て以来、義経は北海道に渡ってロシアへ行った云々という話をしきりにされていて、あげくの果ては、義経は実は地下王国に行ったと確信をして話すので、それは行き過ぎではないかと思い、私は始めは義経と北海道の関係については、全然関心もなく、源義経と言えば、私も以前は数枚浮世絵を持っていたので、静御前とか浄瑠璃姫のことで関心を持っていたが、北海道という地域と義経を結びつけることについては、あまり関心を持っていなかったのです。

◆ しかし、その知人がしきりに話をするので、なんでだろうと思ったのですが、知人の話では、上記にありますように、実は北海道には、なんと『義経伝説』があるのです。出所は、江戸時代の儒学者の新井白石が書き表した『蝦夷誌』の中に、北海道のアイヌの人々は、源義経をアイヌの神『オキクルミ』として信仰していたということが書かれており、そこから源義経・オキクルミ伝承が生まれてきたようなのです。『オキクルミ』については下記より引用しました。

( 朝日日本歴史人物事典の解説 )より

 アイヌ民族の口承文芸「カムイ・ユーカラ」(神謡)に登場する国土創造の神。新しい国土の主として人間界(北海道沙流郡平取町)に降りたといわれる。伝承では,魔神を撃退し,持参した稗で耕作を教え,大船の造り方や角鮫捕りの銛・ヤスの用法,狩猟の際の毒矢や仕掛弓などを教えるとともに,木幣(イナウ)を削って神を崇めることなど神事を教えたとされている。しかし,次第にアイヌ民族がオキクルミの徳にそむくようになったため,島から隣国へ去っていったというものである。江戸時代の儒学者新井白石は,著書『蝦夷志』で,アイヌ民族がこのオキクルミを源義経であるといい伝えていると記している。<参考文献>金田一京助『アイヌ文化志』

◆ 下記は、新井白石『蝦夷誌』の(2・蝦夷)に書かれているアイヌの義経信仰を、アイヌの神話に出てくる『オキクルミ』に置き換えている文章です。アイヌの人々は、義経をオキクルミとして信仰していたと記述されています。

新井白石『蝦夷史』 (奥州文庫より)

『俗尤も神を敬うも、而も祠壇を設けず、其の飲食に祭る所の者は、源の廷尉義経なり。東部に廷尉居止の墟有り、士人最も勇を好み、夷中皆な之れを畏る。(夷俗は凡そ飲食には乃ち之れを祝いて「オキクルミ」と曰う。之れを問えば則ち判官なりと曰う。判官は蓋し其の謂わゆる「オキクルミ」か、夷中廷尉と称する所の言なり。』

◆ もちろんこの新井白石の指摘には、いろいろと意見があって、いろいろと反対意見もありますが、実はアイヌの神話では、そのオキクルミ・義経伝承の発祥地域は、北海道の日高地方にあって、伝説では日高地方にアイヌの神『オキクルミ』が降臨したとされているのです。

◆ そこで私は偶然ある事を思いだしたのです。『オキクルミが北海道の日高地方に降臨した!』あれ、そお言えば先日、お会いしたミュージャンのA氏は確か北海道の日高地方の人だったよね。アダムスキーやオムネクのことで、いろいろ話をして、なんで北海道の人と縁ができたのか、その時はわからなかったのです。でも何か意味あるだろうと。

◆ それで今回偶然、義経を調べたら『オキクルミ』と繋がって、『オキクルミ』を調べたら、その日高地方の知人のAさんと繋がって驚いたのです。実はそれ以前にも、地軸の傾斜の問題で、過去にあったある問題で、これは、アダムスキー関係者の間では有名な問題なのですが、それが、アイヌの神『オキクルミ』と深く関係していたとは認識していました。

◆ しかし、その問題発生地域が北海道の平取と言う日高地方と言うオキクルミ降臨地で起きたことまでは深く認識していたなかったのです。自分にとっては、その事件も含めて、『オキクルミ』がシンクロしてきたので、それでやっと知人のH氏の北海道の義経伝承の話が視野に入ってきたのです。

◆ と言いますのは、アイヌの『オキクルミ』については、七次元よりの使者・0巻の龍虎の表紙のものには、各世界からのメッセージ欄が始めページからあるのですが、実はそのメッセージ欄の中に『オキクルミ』のメッセージがあるのです。そんなことで、この問題を偶発的なもの、不確定な過去の伝承と一般的な常識で判断するのではなく、地軸の傾斜の問題も含めて、オキクルミと結びついて起きてきた事には、何か深い因と縁が隠されていると思うようになったのです。以下のオキクルミの詩のメッセージです。

           オキクルミと呼ばれたものより
          
           銀の滴降れる     金の滴降れる
           
           大神いたれり時    大地はみな

           唯一の心もて     従いゆかん
 
           唯一の道のはて    姿は一冊の本になり

           変われる者 

アイヌ神謡『銀の滴降れる降れる』

◆ そのようなことで、アイヌの神『オキクルミ』については、七次元よりの使者・0巻にも掲載されている縁を考えるのであれば、日本人にとって『オキクルミ』は大変意義のあるものであると思えてきます。そしてそれがどのような因縁によって、源義経と一体となって『オキクルミ』伝承が生まれてきたのか、その深い意味が隠されているのだろうと思えてきたわけです。

◆ また中段のアイヌの『龍衣』は、新井白石の『蝦夷誌』の中に描かれている挿し絵ですが、東洋文庫ミュージアムのMAブログの記述によりますと、この衣は中国の黒龍江より樺太を経由して、北海道のアイヌに流れてたものであると書かれていました。黒龍江と言えば、ロシアのアムール河になりますが、アイヌとロシア・中国の黒龍江は、繋がりがあるのでしょうか?

東洋文庫ミュージアムMAブログ


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( 上記分布資料は北海道アイヌ協会より転写 )
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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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