五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』               見立て 西行法師と江口の君

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 見立て 西行法師と江口の君 

◆ この浮世絵は諸国を巡礼する西行法師が、現在の大阪淀川河口地域にあたる江口の里で宿をとろうとしたが、だれも泊らせてくれなかった。そこに一人の遊女が顕われたので、西行法師はそのことで苦情を漏らすが、その遊女は江口の君と名乗り、西行法師とやり取りをする場面である。 

◆ 『世の中を煩わしく思って出家することは難しいが、借り宿を貸すことも惜しむのかね。』『出家した人なら仮の宿ごときに執着はなさらないと思い御断りしました。』

◆ そして江口の君は、法華経の経典で説く白象に乗る普賢菩薩に示現するという物語である。昔から遊女≒普賢菩薩伝承があり、遊女菩薩の信仰があった。

◆ たとえば、仏教説話集である撰集抄の中には、播磨国の性空上人が生きている間に普賢菩薩と出会いたいと念じたところ、夢中に天童が顕われて、室の遊女の長が普賢菩薩であると霊夢があった。

◆ そこでその遊女を訪れ、その遊女を見て禅定したところ、遊女が白象に乗る普賢菩薩に示現し、眼を開けたところ、再び遊女に戻っていたと言う不可思議な伝承が伝えられ、この浮世絵の世界にそれが顕わされているのである。( 三代 歌川豊国 1859年 安政6年 )


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(上記は、歌川芳虎の美人画の花魁。着物には普賢菩薩を顕す白象の姿が描かれており、昔から伝承されている遊女=普賢菩薩の伝承が花魁・遊女の世界に表現されている。)

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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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