五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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金星のワンダーフォーゲル運動                         オムネク・オネクの本・㌻104 『始まりの時』より

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( 上記写真は、19世紀後半のドイツのワンダーフォーゲルの情景、子供や若い世代の人々がベルリンなどの都市の世界から、ドイツの森の世界に戻ってゆくと言う社会運動が自然な形で行われた。リュツクを背負う子供の背景には、針葉樹林帯の森の姿が写されている。ドイツと金星は、その歴史の中でシンクロしている部分がかなりあるように思われてならない。)

◆ いったい、ドイツという国と金星は、どこかで繋がっているのでしょうか? オムネクの本を読むと断片的にですが、ドイツと金星がどこかで縁があるように思えてきます。確かに実際にオムネク・オネク自身がドイツを訪問して、ドイツに滞在していたという事実がありますが・・・

◆ しかしワンダーフォーゲルというドイツの都市部からドイツの自然の森の世界に回帰してゆくという広範囲な社会現象とオムネクが本の中で述べている金星の歴史で起きた労働者階級が都市を捨てて自然の中に戻っていったという社会現象は、とても似ている感じを受けます。

◆ それは初期マルクス主義(経済学・哲学草稿)が人間疎外の問題に言及して、疎外の問題を解決するためには、自然の世界に戻って生活して自然の感性を取り戻すことだと主張したことを、そのまま金星の世界では、労働者階級が実行に移したたような新鮮な香りを受けるのです。・・・やはりドイツと金星は繋がりがあるのでしょうか。

◆ 下記は、オムネク・オネクの『始めの時』よりの引用となりますが、このようなことが起きている天体や国土は、異なっていますが、相互に比較してみると見えてくるものがあるのではないでしょうか。ドイツでは、ワンダーフォーゲル運動でしたが、日本では、ユーゲント・シュティールやハインリヒ・フォーゲラーの芸術村に大きな影響を受けた白樺派となるようです。

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( 上記は、大正時代の白樺派の雑誌の表紙です。白樺派の草創期は、ドイツ語に堪能な若者たちが集まり、ドイツのユーゲントシュティールの影響を受けた画家や自然村の影響を大きく受けていました。特にドイツの画家であるフォーゲラーの影響を草創期の白樺派の人々は影響を受けていました。フォーゲラーは、自らの自然村の館には、白樺の木々が群生して、その自らの館を白樺の館・バルケンホフと呼んでいました。推測となりますが、日本の白樺派は、このフォーゲラーの白樺の世界から、その影響を受けて生まれてきているものと思われます。そのようなことで、金星の世界、ドイツの森の世界、日本の白樺派の世界、それぞれの国土の違いがあるにせよ、宇宙的種族である人間が行う行動様式には差別はないのです。)


  始まりの時

『 しかし、労働者階級による静かなる反乱が、すべての都市で同時に起こり始めていました。(略)・・・そして、ついに十分な数のキーマンが選出され、皆がずっと待ち望んでいたその日がやってきました。人々はそれを簡素に「始まりの時」と呼びました・・・・その最初の栄光の日に、人々は衣類、食料、そしてこれから植える野菜の種だけを携えて、あちこちの都市から大勢で行進を始めました。

  彼らは、荒廃した都市も、自らの所有物も、家屋も、車も、そしてこれまでの古い生活スタイルを象徴するあらゆるものを捨てました。彼らの目指すものはシンプルでした。ーだれもが家族を支えるために自分で働いている田舎町へ移動することです。保証のない新しい生活のために安住の地を離れる決意をしたこれらの人々の勇気と信念の行動は、ただただ目を見張るばかりでした。

  もちろん、日常の便利さに愛着のある人たちの多くは、都市部を去ることをためらっていましたが、同時に荒廃した街に取り残されてしまうよりはましであると分かっていました。お金持ちや権力者たちは立場が悪くなつていました。下層階級の人たちはこれまでの生活スタイルに完全に背を向け、後戻りする気持ちなどはさらさらなく、このまま何らかの社会構造の中に居残って富と権力を再配分してもらおうなどとはまったく思っていませんでした。

 彼らは自分たちの力で新しいゲームを始めようとしていて、それは権力者たちにはできないことであったと同時に、そうする意思もないものでした。金星のすべての歴史を通して、これまでに惑星の様相を完全に、そして劇的に一変させてしまった一日というものはありませんでした。 』


◆ 上記は、オムネク・オネクの本の㌻104~105からの抜粋となりますが、何故か私は、この記述を読んだ時に、始めに想起したのは、哲学的なことになりますが、それは初期マルクスにおける人間疎外の問題(一番の原因とは、人間が自然から疎外されていることであると。)の解決と唯物史観のことでした。それはおそらく同じように感じておられる人もおられるかと思いますが、金星の歴史の世界では、地球の世界では夢の幻想の世界として終わってしまったことが、この金星の世界では可能となったのだと。

◆ そしてその始まりは、自然の世界・田舎の世界に回帰してゆくという金星における労働者階級によるワンダーフォーゲル運動によって行われたものであると。そして過去の金星の歴史の中で起きてきた出来事は、この地球の社会の中でも、同じような道理が働いて、その天体と国土に違いはあるけれども、人間として目指している目的は同じであり、同じ法則の中で人々は行動してきたということが見えてきます。

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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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