五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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【 休憩 】きのこ雲の下から、明日へ 斉藤とも子著

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◆ 先日、NHK教育テレビ『若い広場』に出演されていた斉藤とも子さんについて調べていたら、上記のようなことがわかってきました。この本は、広島に原爆が投下されて爆心地から、すぐ近くにご両親が居て、体内被曝してしまい、原爆小頭症と言う障害を持って生まれてきた被爆者の人々を、ずっとサポートをしてきた『きのこ会』の歩みにレポートされている貴重な本なのです。

◆ それはまた、戦後の被爆者医療がどのようなものであったのか、貴重な体験が述べられている本でもあり、戦後の被爆者医療にずっと関わりを持ってこられた肥田舜太郎先生がこれまで述べられてきたことが、この本の中に深く垣間見ることができると思います。

◆ この本は、福島原発事故が起きる以前の2005年8月15日に出版されている本ですが、現在の福島原発事故後に見えない形で進んでいる内部被曝の真実を知ると、実はこの本の中で記録されている出来事は、未来の日本人の子供達に顕れてくる世界を示しているのです。このようなことが日本の社会の広範囲で起きてくるということです。

◆ すでにベラルーシや欧州そしてカナダなどの内部被曝の研究者達によって、身体に顕れてくる障害や奇形などの遺伝子疾患が、単に遺伝子の切断によって起きるものではなく、細胞質が細胞分裂をする時に、遺伝子が正常であっても、細胞分裂が正常に行われない事実があることを掴んでおり、内部被曝による身体的障害が広範囲に子供達の中に顕れて、健康な子供達が時間と共に減少して、子供の寿命がどんどん短くなってゆくのです。

◆ そして社会の中に、身体的・知的・精神的障害を持つ子供達が増加し始めて、そのような子供達をどのようにサポートをしてゆくのか、内部被曝の問題が、医療や社会福祉制度を直撃して、日本の少子高齢化社会の中の少子の部分が壊滅的打撃を受けてしまうことが予測されるのです。

◆ ですから、この本は過去の、原爆小頭症と言う被爆者の社会的支援の歩み・きのこ会の歴史について述べられているものですが、それはけして過去のことではなく、近未来の日本の社会の中に起きてくる問題について述べられていることでもあるのです。

◆ 私たちは、福島原発事故以後、内部被曝の実態については、多くは物理学者達の見解のために、内部被曝の実態を何一つ知らず、内部被曝を放射線の数値で理解しています。しかし、内部被曝の実態とは、数値や数字で頭で理解するものではありません。

◆ それはその実態を、物理学者ではなく、そのような患者を診察して治療する立場にある医師が、内部被曝の実態について、オープンに伝えていないために起きてくることなのです。内部被曝とは、数値ではなく、症状であり苦しみであり、それは同時に社会的障害でもあるのです。

◆ そのようなことで、内部被曝について物理学的に数値で理解している人々に、この本を読んでもらいたいと思います。内部被曝とは、数値ではなく、このようなことを無数に生み出してゆくのです。内部被曝とは、医療であり社会的サポートの問題なのです。
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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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