五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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Van Gogh's Japanese Printsと                          2012年『 ザ・フナイ3月号』霊峰・富士についての考察


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 (上記書籍は、2012年 ザ・フナイ3月号です。)

◆ 2012年の今年の始め、一月に東藝術倶楽部主催による富士山ツァーがあって、参加して富士山の姿を目に焼き付けておこうという気持ちで参加することにしました。それは当初より、もしかしたら富士山が危ないという話も流れていて、そうなる前に美しい昔から伝えられている霊峰富士の姿を確認しておきたかったからです。

◆ それにちょうど参加する直前の時期には、富士山は一月という冬の時期なのに富士の雪化粧が見られなくなっている状態と言う話がテレビでも流れていたこともあり、もう一度富士の雪景色を見てみたいということでもあったのです。

◆ そのようなことで富士ツァーに参加して、当日は東京は、曇り空でしたが、富士宮に着く頃には、現地では晴れ間が出て、雄大な富士の姿と富士の雪景色を見ることができました。そして富士宮で東藝術倶楽部の事務局の担当者の人より、此花咲耶姫の浅間神社の説明を受けたり、曽我物語の説明を受けたり、また富士に纏わる民間信仰の説明を受けたりして、大変貴重な時間を過ごすことができました。

◆ 実はこの富士には、昔から王朝があったという逸話が残されていて、現地の研究者である富士資料調査会の加茂喜三氏によると、この富士には、西アジアであるアルメニア或いは古代シュメール地方から来た民族が富士山麓に王朝を作っていたという伝承が残されているようなのです。

◆ また五井野正博士の著作である『科学から芸術へ』の中では、アルメニアと日本の関係について言及されていていますし、日本の富士山とアルメニアにあるアララト山の姿は、大変似通っていることが、その姿を写真で見るとだれもが感じることであると思います。

◆ またこの富士に対する信仰は、浮世絵や美術の世界では、北斎の富岳三十六景を始め、様々な浮世絵師や美術関係者が富士山を描いています。それはある意味で宗教的側面を除いても、日本人にとっては富士が精神的に大きな意味を持っているということは、多くの日本人が共感していることなのだと思います。

◆ さて上記のVanGogh'sJapanesePrintsの図録は、アメリカで行われた五井野正博士の歌川正国特別展の展示会での図録のようですが、ゴッホがコレクションをしていた広重の富士山の浮世絵(広重・五十三次名所図絵・十四・愛鷹山・不二眺望・原)をバックに、鏡絵の中に永遠の仏陀の素朴な崇拝者の肖像画であるゴッホの姿が描かれている大変印象深い図録です。

◆ ブルーに着色されている処が愛鷹山の風景で、東海道の原の宿場町の様子や木々の様子がブルー色の中に入っていて、白色の富士の姿と対比していますが、富士が白色に描かれていることも意味があるのだと今になって思うようになりました。浮世絵や印象派の世界について、少し囓ったたけでも、絵の世界には、様々な意味が隠されているということを学んできましたが、この一枚の図録の中にも深い宗教的意味が隠されているようです。

◆ 以前、五井野正博士の講演会の時に、この図録についての説明があり、この図録は『観普賢経』を顕していると説明があり、私はその話を聞いて大変驚きました。それは富士山を背景に永遠の仏陀の素朴な崇拝者の肖像画が描かれているので、富士山と法華経の関係についての絵ではないだろうかと個人的に思っていました。

◆ しかし、それはその中で『観普賢経』を顕しているという話であったのです。私はその話聞いて、予想外のお話に大変驚き、そのために、この図録のポスターがほしいと思うようになりましたが、手に入れることができませんでした。その時に、博士の話では、富士山に普賢菩薩が乗る白象の話があり、この白象の姿とは、聖天であるという話をされたので、更に驚きました。

◆ 私たちは、いつも何気なく一枚の図録を見ていましたが、その一枚の図録の中にも実はいろいろな意味が含まれているものなのだと今更ながら驚愕してしまうのですが、その絵図や絵画について、智恵がないとその絵画を読み解くことができないのかもしれません。絵画の世界にも奥深さがあるのです。ふとそのように思いました。

◆ それから今年の『ザ・フナイ3月号』に、これまで聞くことのできなかった霊峰・富士に対する事柄が、五井野正博士によって明らかに解説されて、その文章が掲載されたのです。これまでこのような内容の説明は、だれもできなかったことであり、日本の歴史の中でも、一度もなかったことであり、それは驚くべきことであると思います。

◆ 私は、3月号を読んだ時に、上記の図録のことを思い出しました。ゴッホがコレクションをしていた400枚の浮世絵の中の広重の東海道の『原』の浮世絵の一枚です。そしてその『原』の浮世絵を背景に『永遠の仏陀の素朴な崇拝者』の像であるゴッホの姿が描かれている図録の絵です。そして自分なりにその図録の絵の世界を開くとザ・フナイ3月号になると思ったのです。

◆ 私たちは、いつも文字だけでは忘れてしまうけれども、このような絵図や絵画を通して、絵の世界と一緒に学ぶのであれば、それは印象に記憶されて、絵画を通して内容を思い出してくるということがあるのかもしれません。その時に私がふと思い出したのが、この図録だったのです。

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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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