五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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惑星ソラリスの世界観の中に金星の花・ひまわりを描く


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◆ それでは、その人間疎外の原因の世界とは、どこに隠されているのか、この原因的な問題を探るために、ソラリスの映画の世界を見てみると、それはクリスやソラリスステーション内の科学者を含めて、その原因が人間一人一人の潜在意識の世界の問題であって、意識化できない世界でわからないということなのです。

◆ そのためにソラリスステーション内の科学者が『お客』の来訪に対してとった最後の行動は、その人にとって疎外されたお客の来訪が顕れなかった心理学者クリスの『脳傳図』を惑星ソラリスに送ることによって、『お客』の来訪が消えたということになってゆくのです。

◆ そしてそのお客の代わりに、ソラリスが自らの惑星の中に受け入れた『脳傳図』の世界が、ソラリスの海の世界の中に表れ始めてくるのです。そしてその世界とは、クリスが地球上に住んでいた森と湖に囲まれた家の世界がソラリスの海の中に複製されて顕れてきたのです。

◆ ソラリスの映画では、これがラストシーンということで、大きなメッセージを伝えているようなのです。個人的に考えてみると、惑星ソラリスが受け入れたクリスの脳傳図の世界とは、地球の自然の世界であり、その自然を愛する人間の世界であり、その人間と人間を結びつける情の世界が複製されてくるのです。

◆ それがクリスの脳傳図の世界でしたが、結局ソラリスの映画の中では、人間の潜在意識の世界が医学的な脳傳図の世界に波動として顕れた世界を電気信号でソラリスに送ったという形を取っています。

◆ ですから、このような物語を読むと、人間疎外の原因とは、人間の脳傳図の世界或いは人間の潜在意識の世界の中に、無意識的に不可抗力的に存在していると類推することができるのです。その潜在意識を仏教的な言葉で『アラヤ識』と名付けるのであれば、人間疎外の原因は、そのアラヤ識の中に埋もれていると捉えることができると思うのです。



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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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