五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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オムネク・オネクを通して見る隠されたイエスの真実


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( 上段は、レオナルド・ダビンチの『最後の晩餐』の絵ですが、いったいナザレのイエスの教えの真意は、どこにあったのでしょうか。下段は、徳間書店・益子祐司訳のオムネク・オネクの本です。オムネクは、この本の中でナザレのイエスは、転生輪廻や因果の法則についての深い理解があったことを述べています。五井野正博士は、このオムネク・オネクを本を奨励しています。)

◆ 以前、五井野正博士の講演の中で、ナザレのイエスの教えについて話がありました。それは多くのキリスト教信仰者の人々が話す内容と異なっている話で、ある意味でこのオムネク・オネクが話をされている隠されたナザレのイエスの真実に近いものであり、それはカルマの法則を前提にした上での話のようでした。

◆ 博士によるとナザレのイエスは、もともと自分の教えは、ユダヤ教社会以外に住んでいる異邦人を対象とした教えではないと言うことです。それには理由があって、それはナザレのイエスは、ユダヤ教の誤りを正すために、誤った教えを信じているユダヤ人達だけが、実はイエスの教えの対象者であったということなのです。

◆ それではそれが具体的にどのようなことなのかと言いますと、ユダヤ教社会の中の倫理観として当時は『殺せば殺される。』『侵略されれば侵略する。』と言った、目には目を、刃には刃を、と言う言葉があるように、物事を因果律の法則のみで考えてゆく教えであり、悪人はずっと悪人であり、やったらやりかえす。戦争が始まればそれがずっと続いてゆく。

◆ と言うことで一つの流れを因果律のみで考えるのであれば、その流れを変えることはできないのです。つまり貧しい人は貧しく、娼婦は娼婦であるということで、ユダヤ教の世界で罪人と規定される貧しい人々や娼婦は、一度ユダヤ教で罪が確定するとその見方がずっと継続して続いてゆくのです。そしてその流れが変化しないのです。これがユダヤ教の特色であるのです。

◆ しかし、本来の生命の法則とは、そのようなユダヤ教のような固定的なものではなく、この因果の法則、カルマの法則に対して、因果律に対して『縁』と言う作用が働くことによって、悪人も善人と出会って、善縁によって、その因果律の果報や報いが変化してゆく。その人の出会う縁の異なりによって、同じ因果律の報いであっても、結果は同じではなく変化して違ってくるということなのです。つまり本来の自然の法則・生命の法則は『縁』によって、果報や報いが変化して、その人の運命を変化させてゆくことができるということを意味しているのです。

◆ ですから、ナザレのイエスは、そのような因果律のみが主体の硬直化したユダヤ教のあり方の中に『縁』と言う作用を説いて、『縁』の理法を入れることによって、因果律で縛られている硬直化しているユダヤ教のあり方に変化を与えてゆこうとしたのです。

◆ そして、博士によるとナザレのイエスは、この仏教で説く『縁』の理法を、『愛』と言う形に変化させて、因果律に縛られているユダヤ教の倫理に対して『愛』である『縁』の働きをユダヤ教の中に入れることによって、ユダヤ教の誤りを正そうとしたのであり、ユダヤ教を『愛』によって変化させてゆくことを目的として、この『愛』の教えをユダヤ教の世界の中に広めてゆくことを目的としていたために、異邦人に対しては自分の教えの適用を考えていなかったそうです。

◆ イエスの言葉で表現すれば、人の運命は『愛』によって変化してゆく。『愛』は、物事を変化させてゆく力であり、この『愛』の持つ作用によって、ユダヤ教を変化させてゆくということが、ナザレのイエスが願ったことなのです。そしてこの『愛』の教えが、実はヴィセント・ファン・ゴッホの中に限りなく含まれているということです。ゴッホを深く深くその心の底を感じてゆくと、その先に『愛』の教えを説いた『イエス』が存在しているようです。

◆ 私はこの話を聞いて、なかなか理解できませんでした。しかし、イエスの説いた『愛』を『縁』と言う言葉に置き換えることによって、ナザレのイエスが説こうしたことが、反対によく見えてくるのではないかと思いました。そしてそのような理解は同時に、オムネク・オネクが本の中で示している『隠されたナザレのイエスの真実』の世界に深く繋がっていると思いました。

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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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