五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』                           記念切手は、小さな芸術作品であり、美術館                       そして印象派や芸術家について考える②

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( 下記文章は①からの続きです。上記の切手の組み合わせは、女人高野で有名な室生寺の龍穴信仰と天照と如意宝珠を顕したものです。昔、私は一度冬の寒い雪の日に、室生寺を訪れた時があって、その時は如意宝珠の神話と伝承を調べるために行ったのですが、室生寺はかなり山奥にありました。近くに龍穴神社があって、龍王が祭られているようです。)

◆ このようなことを考え行くと、絵画や芸術の持つもう一つの側面が見えてきます。それは芸術とは、もしかしたら、真実が伝えられない社会の中で、反対に人々の認識の拡大の時間差の中に可能性を信じて、真実を流して残して伝達する方法ではないでしょうか。その社会体制の中では、理解困難な要素があるために、絵画の世界の中に真実を封印するのです。このようなことは、すべてがオープンの社会で、多くの人々が理解可能であれば必要性がないのですが、そうでない場合には、やむえず、そのような方法を採るのではないでしょうか。

◆ たとえば、このような方法を絵画の世界ではなく、文字や文学の世界の中に封印する方法もあります。これはおもに、ロシア文学の手法であるのですが、19世紀のロシアの農奴社会の中で、弾圧を受けながら農奴解放を進めてきた雑階級知識人は、文学の中に真実を封印しょうとしました。それはロシア官憲の検閲を逃れるためにです。

◆ さらに具体的例を述べるのであれば、五井野正博士より推薦のあった『オムネク・オネク』の本の中に記述されている『ナザレのイエス』についての記載ですが、あの文章は、日本人の非キリスト教世界であったために、出版が可能であったのであって、西欧や欧米のキリスト教倫理社会では困難なことであるのです。

◆ もしそれをしたらオムネクの本が読まれなくなり、キリスト教倫理社会では、反対に発禁されてしまうと思うのです。つまり、在る程度、その社会の一般的な人々の意識が受け入れる領域の世界までが文字として普通にオープンとして述べられる言葉や情報の世界であって、本当の真実は、絵画などの4次元的領域の世界となるのだと思います。つまり、真実とは、その社会の人々の意識の受け皿の大きさによって決まってくる。

◆ このような事例を考えてゆくと一般の人々の意識の世界の社会圏との関係性の中で、本当の真実をどのように伝えてゆくのか、その方法論の一つとして芸術的方法があるということがわかってくるのです。印象派の人々もマネが『オランピア』を書いた時が大変だった。本当はマネが娼婦・マクダラのマリアのテーマとして書いたほうがよかった。でもマネは、現実社会のマクダラのマリアを書いてそれで発表してしまった。聖書の世界はよいけれども、現実のマクダラのマリアの世界のテーマはだめよと。

◆ でもロートレックは、マネの出来事に懲りず、日本の浮世絵の世界の影響を受けて、これまでの官製の画家たちがテーマにしない世界を描いてゆく。これってキリスト教倫理社会の中では、考えられないことであり、普通の当時の社会体制派のモラルの人から見ればロートレックは、伝統的絵画の流れを冒涜する人のように写ると思うのです。そしてそれはこれまでの西洋絵画の流れから見るとあり得ない革命的なことだったと。

◆ でも、このようなことは、例えば五井野正博士の芸術論講座の中で、博士が浮世絵の研究をしていると他の人に話をしたら、春画の研究をしていると思われてしまったとか、日本人が日本人の社会の中で、浮世絵の世界を話すと反対におかしく思われてしまうことがあったと。つまり当初は、日本の社会では、浮世絵の世界が反対に理解されない世界となっていた。

◆ 確かに浮世絵の世界の中には春画の世界があり、それがヨーロッパのキリスト教倫理社会に生きる人々に衝撃を与えたことは事実であっても、浮世絵の世界とは、それだけではない。浮世絵には様々な世界があり、私は個人的には、春画も含めて、浮世絵とは、江戸時代までの日本の精神・スピリチャルの4次元的世界が凝縮されて残されている絵と文字のの絵巻物の世界と思います。またそれはアイヌや龍神界の世界です。

◆ でも、このような目で見てゆくと、芸術家は、その社会体制に対して、基本的に意義申し立てをする人であり、それは印象派絵画の運動をしてきた人々であり、レオナルド・ダビンチのような人であり、そのようなこと芸術論講座の中で詳しく説明して解明されていた五井野正博士のような人が、そのような芸術家なのだと改めて思うのです。特にゴッホの日本主義を通して、日本の浮世絵の世界の再生をされた方は、日本人の中では博士以外他でだれもいないのですから。


特殊切手

特殊切手(とくしゅきって)とは国家的宣伝、キャンペーン、文化財の紹介などの意図をもって発行される切手に対する呼称である。特殊切手は毎年同時期に発行されるものや、特定のテーマを与えられてシリーズとして発行されるものもある。また記念切手と同じように一定枚数のみ印刷され、場合によっては販売される郵便局や販売期間、郵便に使用できる期間までも制限されるのが特徴があるため記念切手の一種でもある。ただし、このような呼び分けは日本および中国におけるものである。そのため実際には両者の区別も曖昧な面もある。また2008年現在、日本郵便は記念切手とシリーズ切手を一括して「特殊切手」と表現[1]している。( ウイッキペディアより )

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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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