五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』                          記念切手は、小さな芸術作品であり、美術館                                   そして印象派や芸術家について考える。①

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◆ 私たちは、手紙やはがきなどを出す時に、切手を貼りますが、その切手の中には、通常の切手と違って、いろいろな記念行事の合わせて発行される記念切手など様々な切手があります。そしてこの小さな切手の世界の中にも、美術的芸術的な世界が隠されています。以前、五井野正博士の講演会の中では、このような小さな絵画の世界・切手についてのお話もあったようです。

◆ 私たちは、絵画や美術や芸術の世界の話となると大きな世界の話となって、このような小さな世界の絵画の世界を忘れてしまいます。しかし、この小さな世界の切手の世界も使い方によって、その切手の組み合わせによって、絵文字を封書やはがきの中に書き込むことができて、それは時と場合によっては、暗号のように切手の絵文字の中に意味を封印することができるのです。

◆ 上記は、そのような意味で自分なりに『富士・桜・芸者』の世界を切手によって絵文字を作ってみました。小さな絵画の世界に意味を封印するということでは、このような世界は、身近な例では日本銀行券つまりお札の中に描かれている絵の世界と同じようなことになると思います。

◆ いろいろとこのような絵文字について、組み合わせを考えてゆくと、どうしてこんなことをする必要性があるのかと単純な意味を問われてしまいますが、いろいろと行ってゆくと少しずつ気付いてくるものがあります。それは社会の中で迫害や弾圧などがあって、なかなか真実をオープンに伝えられない時に、このような形で絵画の世界の中に真実を封印して、真実を絵の世界の中に閉じこめて残すのです。

◆ たとえば、身近な例で言えば、ゴッホがどうして、あのようなジャポニスムの絵画を描いて、自らの結婚記念日の絵を残したのかというと、当時のキリスト教倫理社会の世界では、娼婦と結婚することが許されなかったからであり、それはまたゴッホ自身がキリスト教の牧師の家系であり、ゴッホ自身も牧師であったことから、娼婦と結婚したことをオープンにすることは、自分のみならず、一族や特に弟のテオに損害を与えてしまうからであると思います。

◆ でも、ゴッホにとっての娼婦シーンとの結婚は、単なる結婚ではなく、それはゴッホにとっての日本主義であり、本当のゴッホの魂の問題であったのです。でもその気持ちすらオープンにできないし、オープンにすれば、当時のキリスト教倫理社会から避難・中傷を受けて、自分のみならず多くの一族に迷惑をかけてしまう。だから本当の真実・本当の自分の魂を絵画の世界に封印して、この気持ちを浮世絵の国・日本人に理解してもらおうとしたのだと思います。(五井野正博士の芸術論講座の中で聞いた話として)

◆ これと同じようにことは、恐らく『最後の晩餐』や『モナリザ』の絵画を残したレオナルド・ダビンチの絵画にも言えることであると思います。それは当時のカトリック教会の支配する世界にあって、マクダラのマリアの真実の姿をどのように、そのカトリック社会が支配する社会の中に残すのか、それは文字として証拠として残すよりも、どのようにも見る人の主観によって、とらえ方が無数に変化する可能性のある絵画の世界に封印したほうが、安全であったのではないかと思います。

◆ またたとえば、先に紹介したタルコフスキーの『サクリファイス』の映画にしても、救世主が日本の木を再生する人であるということを、西欧や欧米そしてロシア正教の世界の中で、ストレートには伝えられないものでありそれをダビンチの絵画を自らの映画の映像をうまく組み合わせて、クリスチャン世界の中に真実を残して封印したのだと思います。あの映画は、見る人にどのような解釈でもできる映画であり、それでいて、その解釈の無限性と同時に簡単に、真実を具体的にはっきりと主張しているのです。

◆ さすがに、当時のソビエトの唯物論的共産主義や西欧のキリスト教倫理社会の中で、このような主張を芸術に残すことは大変なことであり、タルコフスキーは、ダビンチやゴッホがしたようなことをしていると思います。それはその社会の中にどのように真実を流して残すのかということです。

  記念切手

  記念切手(きねんきって、英語:Commemorative stamp)とはなんらかの国家的行事を記念して発行される郵便切手である。販売される郵便局や販売期間、枚数に定めのない普通切手とは異なり一定枚数のみ印刷され、場合によっては販売される郵便局や販売期間、郵便に使用できる期間までも制限されるのが特徴である。なお、キャンペーンや文化財の紹介国家的宣伝などの意図をもって発行される切手を収集家は特殊切手(恒例切手と呼ぶ場合もある)と呼称している。ただし、このような呼び分けは日本および中国におけるものである。                                            (ウィキペディアより)
          
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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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