五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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肥田舜太郎先生の講演を聴いて思うこと。                 『内部被曝の本質って何だろう?』④

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 ◆ そのようなことで、肥田先生の話をよく聞いていると『内部被曝には治療方法がないんだよ。だから自分の体の健康を守るためには、自分で守るしかないんだよ。そしてそれは自分で自分の体の免疫力を向上させてゆくために努力する生き方をしなければならないんだよ。』と言うことになるのです。

 ◆ つまり、なんでもかんでも、病院や医師を夜中でも救急車で行って受診して、なんでもかんでも、病気のことは、病院の先生に丸投げするのではなくて、今の中高年のような生き方ではなくて、子供達は小さな時期から、自分の体の健康を守るために、ある意味では、東洋医学的な生き方や知識や技術や食生活の仕方を学んで、自分の免疫力を高める必要性があるんだよということになってゆくのです。

 ◆ つまり今の親の世代、何でも病院に丸投げする生き方ではなく、小さい頃から、親とは違う東洋医学的な健康を保つ生き方を学んでゆく必要性があるということを、少し難しい言葉で表現するとそのようになると思います。簡単に言うと、学校教育の中で東洋医学的なことを小さい時期から教えて、自分の体を自分で守るという視点にたって予め対処方法を学ぶことなのだと思います。

 ◆ 実は、内部被曝研究会の中に、ヒロシマで被曝をしてしまい、いろいろあって、その内部被曝の治療を東洋医学で治療をされてきた方も実は日本の社会にはいるのです。でも多くの普通の人々は、病院を受診します。だからそのような人がいることを知らないのです。でもだからと言って、整体の先生が全て放射性物質を体外に排出する方法を知っているということでもないのです。

 ◆ だから現実には、いろいろあると思いますが、ただそのような中で肥田先生の述べられていることは、すべてを病院まかせ、医療機関まかせで生きてきた親の世代の人々に対するその価値観の転換を示唆しているのです。ヒロシマに原爆が落ちてから、日本の社会では内部被曝疾患は、日本医師会も厚生労働省も普通の医療機関の医師の人々も、この日本の社会の中では、黙殺・無視・否定して、内部被曝疾患は、医療機関の検査機器では検知できないわけですから、科学的医学的に証明できないということで、原爆が落ちてから、ずっと続いて現在まで来たのです。

 ◆ 日本の病院や医療機関の医師たちが、内部被曝疾患について何も知らないということが現実でしようし、その現実から、厚生労働省も日本医師会も、ロシアのチェルノブイリ原発事故からの情報を学ばす、IAEAに従っていることを考えると、『内部被曝に治療方法はない。』ということになるのはよくわかります。

 ◆ だから、すべてがそこから始まるのです。戦後原爆が落ちてからも、そこから始まったことを、肥田先生がこれまでの戦後の被曝者に対する日本の医療の世界のことをよく知っておられるわけですから、そして日本政府や日本医師会の方針も変化しないわけですから、みんなそこから始まるのです。

 ◆ 反原発運動をしている人も、そこから始まるのです。そしてそこから始まるということは、現在の日本国民にとっては、信じられない出来事となるでしょう。もう病院や医療機関に自分の命の問題を丸投げすることができなくなり、『内部被曝には治療方法がありません。』と一人一人の日本人は告知されて、医師や看護師やパラメディカルも、差別なく告知されて、多くの日本人が職業に関係なく平等に内部被曝難民となって、自分の命の問題と始めて内面的に向き合うことになってゆくと思います。医師や看護師も例外ではありません。職業などに関係なく平等に内部被曝疾患は起きてくるでしようから。

 ◆ 恐らくこのようなことは、なんでもかんでも病院まかせで、丸投げしてきた日本人にとっては大変なことになってゆくのでしょう。でもそのような経過と道のりを通らない限り、日本人の性格や性根が変化してゆくことはないと思います。そして恐らくこのような形で、明治に始まる福沢諭吉の精算が訪れるのかもしれません。そしてそのような道を通らないと本当の真実が理解できないのが今の日本人なのだと思います。それは明治の文明開化の福沢諭吉の世界が、最後に顕してゆく世界なのでしようか。

 ◆ 医療の世界の問題は、だれも深く踏み込まないで、まるで聖域であるかのように、これまで続いていました。しかし、内部被曝の問題が起き始めて、これから多くの日本人が、この医療の問題について自分の体の体験を通して一人一人の日本人が深く考えなければならない社会が始まってしまうのかもしれません。

 ◆ 内部被曝を数値で頭で理解していた人も、それが数値から、具体的な症状に変化した時に、始めに思うことが、数値ではなく、不安やパニックなどの感情が起きてくることがわかるでしょう。その感情とどのように個人が向き合ってゆくのかということが、始めの問題であり、だからこそ、肥田先生の引継の被曝外来の先生が精神科の先生であるという理由がそこにあるのだと思いました。始めはなんで精神科の先生なのだろうとずっと考えていました。でもその理由がやっとわかるようになりました。

 ◆ 『ああ、そうなんだ。そおいうことなんだ。』だから、私は原発問題に関心のある人々にその時の感情を伝えたいのです。それでも私たちは肥田先生が体験した世界のほんの一粒の砂のような体験にすぎません。でもその一粒の砂の世界を開いてみると、そんなことが深く伝わってくるのです。


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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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