五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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五井野正博士『ゴッホとジャポニスム( 日本主義 )』より③

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( 歌川派浮世絵展図録より引用・前回②よりの続き )

『そして、その絵画とはもちろん浮世絵のことであり、この様な考え方はゴッホを通して、大正時代に白樺派の人達の熱烈な支援のもとで日本に入って来た。そして、絵画というものが画工の画という認識から芸術家の作品という認識に大きく変わったのです。』

 しかし、ゴッホのみならず印象派や装飾芸術の人々がこぞってジャポニスムと呼び、その中核をなす浮世絵が美術教育の中心からはずされて来た事は反江戸政策、とりわけ浮世絵を俗画とみなした教育が戦後にも受け継がれ、又美術の世界を支える巨大な絵画組織からも浮世絵がはずされている事に起因しているかもしれません。しかし、浮世絵という根本の魂をはずして絵画を芸術と呼ぶのは道理に誤っていると思わずにはいられません。
 
 そうした意味でももう一度、芸術的な絵画とは何かをゴッホを通して考えて頂けたら幸いであり、この展覧会が単なる絵の羅列ではなく、美の術による幸福、真の宗教、真の学問というものをゴッホと一緒に考えて頂ければ、この企画の意図するところがおわかりになると思います。』

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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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