五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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五井野正博士『ジャポニスムとは日本主義である。』                                銀河鉄道の夜を書いた宮沢賢治は知っていた。


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 ◆ 私は、五井野正博士の芸術論やこのゴッホの書簡を始めて読んだ時に、大変驚きました。何故なら、私は大学の心理学や病跡学などで、ゴッホは、精神病であったと学んできたので、始めてこの書簡を読んだ時に、大変驚いたのです。でもゴッホの書簡によるとゴッホは、日本美術の世界の中に智恵者や哲学者そして賢者が存在していると見ているからです。絵画の世界を通して、その中に智恵者や賢者を発見できる洞察力や直観力をみなさんはどのように思いますか。私はこの書簡を読んで始めてゴッホは、精神病ではないと思いました。このことを東洋的に解釈すれば、山水画や日本画の中に仙人の存在などを洞察して感じるということかもしれません。

 ◆ しかし、ゴッホのこの洞察力は、私が思うことには、その智恵者であり賢者であり哲学者とは、さらにさらに見つめてゆけば、それは自然世界の奥に存在する『宇宙的な哲学者』或いは『宇宙意識を持っている賢者』を見つめていたのかもしれません。このように述べると怪しい意見と思われますが、実は裏付けがあるのです。それが上記のゴッホの絵であるのです。

 ◆ この絵はローヌ河の夜ですが、この絵の世界には、北斗七星が描かれているようですが、実は遠くからよく見ていると、その夜空の中には、白い星の霧が中央に描かれていて、遠くから見るとそれが天の川の世界に見えるのです。ですから、このローヌ河の夜空は、星空を描いたというよりも、実は夜空の世界の中に、宇宙空間が描かれているのです。その証拠に下のローヌ河を隠して夜空の世界だけを少し見つめてください。そおするとそれが夜空ではなく、それよりも奥深い宇宙空間であることが分かってきます。

 ◆ 私は美術館で、この絵を見ていた時に、この絵の周りには多くの人が集まっていました。私は遠くでこの絵を見ていて、始めてゴッホは、印象派の画家の中で宇宙意識を持っていた人なのだと感じました。彼には自然だけではなく、その奥の宇宙の世界に触れていた形跡があるように思えるのです。それにゴッホは、その宇宙の世界に転生輪廻することを考えていたのですから驚きます。

 ◆ そしてゴッホは、このローヌ河の夜空の中に、銀河系の天の川の世界を書き込んだことを、その絵を見て感じ取ったのが、日本の宮沢賢治なのです。五井野正博士の芸術論の中では、宮沢賢治は、ゴッホのローヌ河の夜空の世界を見て、銀河鉄道の小説を着想したと述べられていました。恐らく宮沢賢治は、このローヌ河の夜空の中に天の川を感じたのです。

 ◆ 何故なら、ゴッホと宮沢賢治の共通精神、それはゴッホの書簡で述べるのであれば、両者とも『永遠の仏陀の素朴な崇拝者』であり法華経の信仰者であったからです。ですから、実は宮沢賢治の中にも、絵画の世界の中に知恵者や哲学者や賢者を直観的に洞察する感性が、ゴッホと同じようにあったということなのです。恐らく宮沢賢治はゴッホが永遠の仏陀の信仰者であることに気付いていたと思います。宮沢賢治もゴッホの絵の中に智恵者を洞察していたのです。そしてその証拠が『銀河鉄道の夜』なのです。

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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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