五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』             観音霊験記・西国第十五 新熊野山 

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◆ 後白河院は、いつも頭痛に悩まされていた。熊野へ御幸になり祈願されたところ、権現のお告げに、「洛陽因幡堂の薬師如来は、天竺から伝来した尊像であるので、この像に祈りなさい」と言われた。

◆ それゆえ、永暦二年二月二十二日、因幡堂に御参詣になり、お祈りされたところ、夢の中に貴僧が現れて、「後白河院の前世は、熊野の蓮花坊という者で、六十六部の経典を日本廻国して奉納した功徳によって天皇に生れた。しかし、前世の髑髏が岩田川の水底に沈んでおり、その目穴から柳が生え、今は大木となっており、風が吹くと動くので、今の後白河院の身に頭痛がおこるのです。

◆ 急いで取りあげれば、頭痛は治ります」と告げられたので、水底をお探しになったところ、お告げの通りであったので、その柳の大木で観音の像をつくり、その中へ髑髏をお納めになった。得長寿院を改め、頭痛山平癒寺蓮花王院となされたのは不思議な霊験である。( 三代 歌川豊国 安政3年 )
 
◆  上記説明文は『国際日本文化研究センター』の錦絵観音霊験記の資料より抜粋したものです。この研究センターには、西国・板東国・秩父などを含め百枚の観音霊験記の資料及び解説を詳しく閲覧することができます。もし観音霊験記に関心のある人は閲覧してみてください。資料を始めから閲覧してしまうと味も素っ気もなくなってしまいますが、この上記の物語は、後白河院の頭痛の過去世の因縁の話です。

◆ つまりこの人は過去に熊野の僧侶で経典を日本中に奉納して広めた功徳によって、今世では天皇の地位に生まれたけれども、前世の時の自分の髑髏が川底に沈んでいて、そこから柳の木が生えて、風が吹くと木が動いて髑髏を揺らすので、それで頭痛が起きるのだと述べているわけです。このような話は信じられない話ですが、私はリーディングで、脳腫瘍や頭痛の原因を過去世透視したら、前世で虎に食べられていたことが原因だったということを話す人を知っていますので、このようなことは起こりうることなのかもしれません。

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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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