五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』             東海道五十三對 赤坂 宮路山の故事

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◆  この右側の山水の岩に腰掛けて琵琶を持っている人物は、太政大臣・藤原師長である。彼は政変によって、この尾張国の宮路山と言う紅葉の名所の場所に流された。山中に入って一人琵琶を弾いていると、一人の美しい女性が、師長の前に現れて、師長の弾く琵琶の音に合わせて、歌を詠いだした。師長はその姿を見て奇異に感じて、その女性を鬼神の化身と思っていた。

◆  するとその女性が話をするには、その女性は、この宮路山の山水の神で、師長の琵琶の音がとても優れているので女性の姿に化身して、師長の前に現れて師長の琵琶を聞き共に歌を歌いたくなったのだという故事が伝えられていると言うお話です。

◆  このような自然の山水の神が、人間に化身して現れてくるという水神信仰は、現在の私たちの生活からは信じがたい話となってしまいますが、昔の日本人は、このような自然の不思議な世界を体験する感覚を持っていたのだと思います。

◆ それは自然の世界が、物質ではなく、自然の世界にも十界があり、法華経の草木成仏の教えが広く日本人の感性を培ってきたので、自然界の中に人界があるという発想も当たり前の現実として、自然世界と人間の感覚が深くシンクロしていたのでしょう。( 広重画 1847年 弘化4年 )

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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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