五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』            菅原伝授手習鑑( 車引 )  藤原時平公と梅若丸及び松王丸

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◆  この浮世絵は、歌舞伎の『車引』の一場面である。車引とは、学問の神様である菅原道真の太宰府物語と道真公死後の怨霊伝説を基に造られた歌舞伎である。

◆  絵の中央の車の上に乗っている人物が右大臣・菅原道真公を見立てている菅丞相を九州の太宰府に左遷させた悪の張本人・左大臣・藤原時平公であり、その時平公に対して車の下から荒事の睨みを効かしているのが、管丞相に恩義を受けた百姓百太夫で、三人兄弟で、管丞相の車引の役を仰せつかった梅王丸である。

◆ 梅王丸の兄弟の一人、上段の浮世絵は松王丸で、この松王丸は、反対に管丞相を左遷に追いやった藤原時平の車引の役を仰せつかっており、兄弟で敵味方に分かれてしまっていて、この車引の場面では、その兄弟が出くわして、言い争いをしている。(この浮世絵では抜けているが、もう一人管丞相側に付く桜王丸がいる。)

◆ しかし、その声を聞いて車の中にいた藤原時平が車から姿を顕して睨みを効かせる場面である。この絵では車の下の梅王丸が、時平公に負けじと上を見て睨みを効かしている姿がわかる。
 ( 三代 歌川 豊国・五渡亭国貞 ①1791~1804年 寛政3年~文化1年 ②1847年弘化4年 )

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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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