五井野正 博士ファン倶楽部  浮世絵と印象派を通して学ぶ自然世界

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Archive [2012年10月 ] 記事一覧

五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』                 源氏後集余情 関屋・第五十一巻 

( 歌川豊国画 1858年 安政5年 ) 浮世絵の成立過程   源氏物語自体は、平安時代末期に紫式部により執筆されたわが国初の長篇恋愛小説であり、全体で五十四帖からなっている。主人公 光源氏の一生が「桐壺」から「幻」まで、光源氏亡き後の子孫の物語りが「匂兵部卿」から「夢浮橋」までという構成になっている。源氏物語を題材にした絵画を総称して「源氏絵」といい、絵巻物や屏風、扇面 などに描かれている。 この源氏...

五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』               源氏後集余情 紅葉乃賀・第九の巻

( 歌川豊国画 1858年 安政5年 ) 源氏絵とは、源氏物語絵の略称である。『源氏物語』自体は、平安時代末期に紫式部により執筆された日本最古の長編恋愛小説であり、全体で54帖から成っている。 主人公・光源氏の一生が「桐壺」から「幻」まで、光源氏亡き後の子孫の物語が「匂宮」から「夢浮橋」までという構成になっている。この『源氏物語』を題材にした絵画を総称して「源氏絵」といい、絵巻物や屏風、扇面などに描...

五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』               豊国揮毫奇術競 博多小女郎   

博多小女郎 はかた-こじょろう 近松門左衛門作の浄瑠璃(じょうるり)「博多小女郎波枕」の登場人物。博多柳町奥田屋の遊女で,京都の商人小町屋惣七に身請けされて夫婦になる。惣七は毛剃九右衛門(けぞり-くえもん)を首領とする密貿易団にくわわっており,夫婦は都をのがれる。惣七は道行きの途中で追手に捕らえられて自害し,小女郎はひとりかなしむ。( 世界大百科辞典・第2版より )はかたこじょろうなみまくら【博多小女郎波枕】 ...

秋田市民新聞・青いポスト・五井野正博士特別寄稿文                            『熱圏崩壊でわかった複合生命体の地球②』を読んで

◆青いポスト五井野正博士特別寄稿文『熱圏崩壊でわかった複合生命体の地球②』  http://aopo.net/goino/vol837.html ◆ 先日、28日に信州大町市で五井野正博士の講演会がありました。お話の内容は、大変高度な内容なようで私は一部分しか聞くことができませんでしたが、その中で特に印象深く感じた内容は、秋田の市民新聞誌である『あおいポスト』に現在掲載されている五井野正博士特別寄稿文の内容でした。◆ あおいポスト誌で...

仏教とキリスト教の違いについて                            仏教は教師と先生の関係 キリスト教は、主と奴隷の関係

( 上記は、オディロン・ルドンのシッダールタの絵画です。下記は、レオナルド・ダ・ビンチの最後の晩餐の中のナザレのイエス、イエスはアフガニスタンで小乗仏教を学んでいたとされるので、後世に作られたキリスト教ではなく、元々、始めから仏教徒であり、仏教信仰者であった。 )◆ 以前に五井野正博士の講演の中で、ナザレのイエスの時代のユダヤ社会が置かれていた状況についての話がありました。その中でユダヤ教社会は、当時...

五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』         賢女烈婦傳 浄瑠璃姫

◆ 浄瑠璃姫は年老いて子供のなかった矢作の里の長者兼高夫婦が日頃から信仰していた鳳来寺の薬師瑠璃光如来に祈願して授かった子といわれ、その故に『浄瑠璃姫』と名付けられました。薬師如来とは、医薬の如来であり、薬壺を手に持っているのです。東方浄瑠璃世界の教主です。◆ 1174年3月、源義経は、東北地方の藤原秀衛をたよって旅を続ける途中、矢作の里を訪れ時にで高長者の家で、ある日一室から静かに聞こえてきた美し...

五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』               賢女烈婦傳 松浦佐用姫

◆ この物語は、現在の佐賀県伊万里市や東松浦群に多く分布しいてる地域の風土記である。百済救援のために大伴狭手彦は、百済へ出征の前に松浦佐用姫を妻として百済へと出征してゆく。しかし、佐用姫は悲しみのあまり石となってしまったと言う石の伝説がある。◆ 日本の古い伝説には、昔から巫女が悲しみのあまり石となってしまったという伝説があり、その巫女石に対する信仰があった。たとえば、曽我物語の中の曽我十郎の恋人の虎...

宇宙空間と地球を繋ぐ社会的組織を通して学ぶ              中道の宇宙哲学(宇宙飛行士は地球人に一番近い天界人)

(上段は、相当以前に、ゴッホ夢美術館で開催されたロシア宇宙飛行士に関する展示会の時のパンフレット、中下段記は、すでに廃刊となっているボーダーランドに掲載されたロシアの宇宙ステーション・サリュート6号図とロシア宇宙科学アカデミー・コバリョノク総裁・宇宙飛行士)◆ 私たちの住む日本と言う国では、ロシアやアメリカなどの宇宙開発を政府が科学的に積極的に推進している国とまったく異なり、地球外文明の問題や天界人...

ロシアの宇宙開発について考える。                   『宇宙とは、英知ある空間であり、天界人とは、                         人間の潜在能力を開花させた人』

( 上記は、相当以前に、東京の日比谷公会堂で行われた五井野正博士と宇宙ステーション・ミールの船長であるソロビョフ氏の講演会のパンフレットと下段は、2010年3月号の『ザ・フナイ』この号の中で、ロシア宇宙飛行士の体験談が述べられて、絵画との関係にいて言及されている。 )◆  私たちは、『第三の選択』などのドキュメント番組を見るとアメリカの宇宙開発もロシアの宇宙開発も同じ目的を持って行われているものと思い...

ロシア映画 『ノスタルジア』と『惑星ソラリス』                                宇宙空間と自然のふる里の館を結ぶ宇宙哲学の世界

◆ 上記の画像は、惑星ソラリスのステーシヨンの画像とソラリスの海に顕されてきたクリスの地球上の自然の湖水と森に囲まれた家の映像になります。そして一番下の画像は、ノスタルジアの主人公ゴルチャコフの湖水と森のあるふる里の自宅となります。これは、タルコフスキーの映画の中で共通して顕されているロシアのふる里の世界の原型である館・ダーチャを意味しています。◆ 映画の世界では、ソラリスの宇宙空間の世界とソラリス...

ロシア映画『ノスタルジア』アンドレイ・タルコフスキー                               キリスト教社会における道教的な自然回帰の映画

 『 どこに生きる? 現実にも生きず、想像にも生きぬのなら。天地と新しい契約を結び、太陽が夜かがやき、8月に雪を降らせるのか? 大は滅び去り、小が存続する。世界は再び一体となるべきだ。ばらばらになりすぎた。自然を見れば分かる事だ。生命は単純なのだ。元初に戻ろう。道をまちがえた所に戻ろう。生命の始まりに!水を汚さぬ所まで!何という世界なんだ。狂人が恥を知れと叫ばねばならぬとは!!』  『 健全な人よ。...

ロシア映画『ノスタルジア』アンドレイ・タルコフスキー                                          ロシア人と日本人の共有する自然観        

 ロシア的人間より◆『 過去、数世紀にわたって、西ヨーロッパの知性的文化人にとっては、原初的自然からの遊離は、何ら自己喪失を意味しなかった。逆にそれは、人間の自己確立を意味した。本源的に非合理な自然の混沌を一歩ずつ征服して、次第に明るい光りと理性の秩序に転じて行くこと、そこにこそ、人間の本分が在るのではないか。   ロシア人はそれとは違う。彼らにとっては、原初的自然性からの離脱は、直ちに自己喪失を...

七次元よよりの使者に掲載された詩『元始に詩あり』

 ( 上記の表紙は、七次元よりの使者2巻です。)◆ 前回、七次元よりの使者0巻に掲載されている詩について、とても印象深い詩であるので掲載しました。その時に、1巻や2巻の中にも同様の詩があるとコメントしましたが、恐らくいずれかの巻の巻頭に下記の詩が掲載されていた記憶があります。七次元よりの使者の小説は、現在なかなか手に入りませんで、どちらの巻の掲載であったのか、わかりませんが、確か始めの頃の版には、この...

Van Gogh's Japanese Printsと                          2012年『 ザ・フナイ3月号』霊峰・富士についての考察

 (上記書籍は、2012年 ザ・フナイ3月号です。)◆ 2012年の今年の始め、一月に東藝術倶楽部主催による富士山ツァーがあって、参加して富士山の姿を目に焼き付けておこうという気持ちで参加することにしました。それは当初より、もしかしたら富士山が危ないという話も流れていて、そうなる前に美しい昔から伝えられている霊峰富士の姿を確認しておきたかったからです。◆ それにちょうど参加する直前の時期には、富士山は...

五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』                        紫式部 源氏 歌留多 第二十五 蛍

◆ 上記の浮世絵は、源氏物語第二十五帖の蛍の場面です。右側の蛍の光の中に扇子を手に拡げている女性が『玉鬘(たまかずら)』と言う若い女性です。それでその玉鬘の姿を左側でこっそり隠れて玉鬘の美しい姿を見ている人が光源氏であると思います。◆ 実はこの玉鬘は、前回の葵の上の『物の怪』の説明文の中で述べましたが、第4帳の章で、光源氏の愛人で物の怪に取り殺された女性がいたと思いますが、玉鬘は実は、夕顔と言う物の怪...

五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』              紫式部 源氏歌留多 第九 葵

◆ 上記の浮世絵は、源氏物語第9帖の葵になりますが、この浮世絵もヴィセント・フゥン・ゴッホの400枚に渡る浮世絵コレクションの中の一枚です。ところでこの浮世絵の場面は、光源氏の4歳年上の女房である葵の上が描かれている場面ではないようです。この場面は光源氏の愛人である六条御息所が自分の体全体に着いた芥子の香を一生懸命に洗って落としている処かもしれません。◆ 実は、この9帖では、光源氏の年上の妻である葵...

五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』               紫式部 源氏歌留多 第五十一 浮舟

◆ 上記の浮世絵は、源氏物語第五十一帖の浮舟を描いたものです。そしてこの浮世絵は、ゴッホがコレクションをしていました400枚の浮世絵の中の1枚です。◆ 浮舟とは、女性の名前なのですが、この浮世絵の世界では、その浮舟を浮舟として描いているようです。もし河を舟で渡る女性が浮舟であれば、共に河を渡っている男性は物語の中から推測すると『匂宮』なのかなと思われます。◆ 第五十一帖の浮舟の物語とは、ある意味では...

五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』              紫式部 源氏歌留多 第十一 花散里

◆ 上記の浮世絵は、源氏物語第十一帖の花散里の章を描いた浮世絵です。花散里とは、すでに亡くなられている帝であった桐壺院の時代に、桐壺院に仕えていた女御の一人で麗景殿女御と言う女性の妹にあたる方です。女御とは、どのような意味かと言いますと、帝の妻が『中宮』と言う最高位の位で、『女御』とは、その次の位で、その女御の中から中宮が選出されるような形です。◆ 光源氏の母の桐壺更衣は、その女御より位の低い、『更...

五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』                紫式部 源氏歌留多 第三十七 横笛

◆ 上記の浮世絵は、源氏物語の三十七帖の横笛の章を描いたものですが、横笛を持っている人が、光源氏で左側の若者は、光源氏の長男の夕霧でしょうか。夕霧は、光源氏と年上の妻であった葵の上の間に生まれた長男です。( この光源氏の最初の妻・葵の上は、六条御息所と言う愛人の女性の生き霊に取り憑かれて殺された人です。)◆ 実は、この絵の中で源氏の持っている横笛は、光源氏の長男の夕霧の友人で『柏木』と言う方がいて、物...

五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』               紫式部 源氏歌留多 桐壺

◆ 上記の浮世絵は、国貞の紫式部源氏歌留多の第1帖の桐壺です。源氏物語では、桐壺更衣は、光源氏の生みの母であり、宮中の内裏では位が低かったけれども、帝に愛されたために、宮中の他の女性達からイジメの対象となってしまい、そのために神経衰弱のような状態となり、今で言う心身症のような状態で最後は悪化して亡くなってしまう方です。◆ それが第1帖の桐壺の出来事の中心と思うのですが、この浮世絵の情景が、第1帖のど...

五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』                  浮世絵とインダス文明(センダラ民族)  

◆ ヴィセント・ファン・ゴッホは、その書簡の中で、日本の浮世絵を通して、その中に知恵者や賢者が存在していると感じて、浮世絵の世界の中に真の宗教の存在を感じていたということが述べられていますが、このようなゴッホの浮世絵に対する感覚は、恐らく一般的な私たち日本人には感じられない感覚かもしれません。◆ なぜなら、私たち日本人は一般的に浮世絵を『宗教画』として捉えていないからです。むしろ浮世絵は『風俗画』で...

五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』              傾城見立八景 (和八景・ 田子之浦 ) 丸海老屋内 江門

( 歌川国安画・文政期の見立八景の田子の浦と彦根屏風の中の山水画を比較する)◆ 上記上段の浮世絵は、歌川国安の傾城見立八景です。キセルを持つ花魁の背景にある風景画(山水画)は、和の八景と言うことで田子の浦の風景が描かれています。そしてその景勝地に合わせて花魁の姿が描かれているのですが、もしかしたら桃源郷に住む『仙女』と言う意味を込めているのかもしれません。◆ もともと、この『八景』と言う概念は、中国の山...

五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』               太夫・越前屋内・勝山( 男装の傾きもの )

( 古今命婦傳の浮世絵画像は、ネット検索によるものです。)『     遊女(湯女) 勝山 人物来歴 勝山は元、丹前風呂と呼ばれる私娼窟をかねた風呂屋の従業員(湯女)であったが、そのころから派手な出で立ちで評判になっていたらしい。髪は自分で考案した上品な武家風の勝山髷(丸髷)に結い、腰に木刀の大小を挿して派手な縞の綿入れを着て歩き回り、江戸の若い女性達はこぞって彼女の風体を真似たという。 しかしどれほど人...

五井野正博士『ジャポニスムとは、日本主義である。』               花魁・青楼十二時・亥の刻  玉屋内 志ら糸 

 ( 菊川英山筆 1812年 文化9年 )◆ 上記は、菊川英山の美人画で、青楼十二時の中の亥の刻を顕しています。吉原遊郭での花魁の日常生活については、石川雅望と言う江戸時代後期の人が『吉原十二時』と言う読本を著しています。その中には、花魁の日常生活の流れや、その間に入る出入り業者さんから、いろいろと書かれていますが、この亥の時とは、ちょうど夜の十時から十二時頃の間の時間帯を顕しています。◆ ちょうど遊...

書籍紹介『池田大作と暴力団』と『憚りながら』

◆ 浮世絵や印象派などの美術や芸術の世界とは、全然関係ない世界の話となりますが、現在『池田大作と暴力団』と言う本が宝島社より出版されています。◆ この本については、前回も紹介しましたが、日本の巨大宗教団体で公明党と言う政治組織を持つ祭政一致の創価学会が、北朝鮮方式のマインドコントロール技術で、盲目な信者を更に悪化させて、日本の立法・行政・司法や外交から警察権力に至るまで、信者を時間を懸けて教育して、...

ナザレのイエスが結婚していた。                          その古いコプト文字の文書が発見される。

(上記は、具体的にイエスの妻と記述されていたコプト語のマグダラのマリアの記述) 【休憩記事】◆ イエス・キリストが結婚していた可能性を示唆する古文書が見つかったと米ハーバード神学大学院の研究者が18日、ローマで開催された学会で発表した。米紙ニューヨークタイムズなどが伝えた。 この古文書はコプト語で書かれたパピルスの断片で、名刺大の大きさ。4世紀につくられたものとみられる。「イエスは彼らに言った。私の妻は...

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水と木の精霊の守り人

Author:水と木の精霊の守り人
 浮世絵の中に描かれている宗教・歴史・信仰・民俗学・古典などに深い関心があり、『精霊の守り人』のファンです。また、浮世絵の影響を受けたフランス印象派やジャポニスムに関心を持っています。
( Impressionnistesとは、正しい翻訳では、印象派と訳すのではなく、フランスの浮世絵師と訳すのが正しい翻訳であるそうです )
特に浮世絵の研究者でもあり、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士のファンの一人です。博士の講演の中で、ジャポニスムとは、日本趣味ではなく正しくは、~イズム(ism)とはその人の生き方・精神を顕わして日本趣味ではなく、日本主義と訳すのが正しい翻訳であるそうです。また内部被曝問題に関心があります。日本GAP・アダムスキーやオムネク・オネクに関心を持っています。

◆ このファンサイトの主旨
 
 このファンサイトは、ロシア国立芸術アカデミー名誉会員の五井野正博士の個人的・非公式非公認ファンサイトです。これまで博士の芸術論講座や講演会に筆者が参加して、個人的に主観的に思ったこと考えたことが書かれています。ですから客観的な公式・公認の情報ではありません。

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